ニッポンのワザドットコムとは

ニッポンのワザドットコムは、世界に誇れる「日本の技」の“魅力と現状”を独自の視点でレポートしながら、「日本の技」を後世に伝えるための“学びの情報”を分かりやすく伝えることを目的としています。
 日本のワザとは

ニッポンのワザドットコムが考える「日本の技」とは、日本が世界に誇る“ものつくり”や“ことつくり”の技です。 日本人が長い年月の間、磨きをかけながら受け継いできた「知恵」「手先の器用さ」そして「感性」により生み出される“もの”や“こと”は、私たちの日常生活を今も支えています。また多くの「日本の技」は、世界の人々が注目し認めてもいます。
しかし、世界に誇るべき「日本の技」は、今、深刻な後継者不足という問題を抱えています。ニッポンのワザドットコムでは、 「日本の技」を“世界に誇ることのできる技”と捉えると同時に“後継者不足に直面する技”と捉え、その継承と発展を支援 しています。
現在、ニッポンのワザドットコムが考える「日本の技」は、以下の6つのカテゴリーに分けられます。

  • [1.工芸] [2.建築] [3.芸能] [4.食] [5.農林水産] [6.工業]

 掲載学校の種類

ニッポンのワザドットコムが情報を掲載している学校は、以下の5 種類です。

  • 1. 大学・短期大学
  • 2. 専修・専門学校および各種学校
  • 3. 高等専門学校
  • 4. 高等学校
  • 5. 職業能力開発校
  • 6. 各種団体による養成機関
職業能力開発校について

職業能力開発校には、国、都道府県、市町村が職業訓練を行うために設置する公共の施設と、都道府県知事に認定された民間の施設(認定職業能力開発施設)があります。
職業能力開発校の対象者は、中学・高等学校を卒業した「学卒者」のほか、職業経験のある 「離転職者」「在職者」まで含みますが、ニッポンのワザドットコムでは、主に「学卒者」を対象とした職業能力開発校を掲載しています。

公共職業能力開発施設
(国、都道府県、市町村が設置)
認定職業能力開発施設
(事業主が行うもので都道府県知事が認定)
学卒者のための公共職業能力開発施設
普通課程 専門課程 応用課程
期間 1~2 年間 2 年間 2 年間
対象者 中学・高等学校卒業者など 高等学校卒業者など 専門課程修了者など
実施施設 職業能力開発校 職業能力開発大学校 職業能力開発短期大学校など 職業能力開発大学校など
目的 地域の実情に応じ、地域産業に必要な多様な技能・知識を労働者に養成 高度なものづくり人材を育成するため、技術革新に対応できる高度な知識・技能を兼ね備えた実践技能者を養成 高度な技能・技術や企画・開発能力などを習得し、生産技術・生産管理部門のリーダーとなる人材を養成
訓練時間 中卒者など (2,800 時間以上/1年につき概ね1,400 時間) 高卒者など (1,400 時間以上) 2,800 時間以上/1 年につき概ね1,400 時間 2,800 時間以上/1 年につき概ね1,400 時間
訓練科 OA 事務科、機械加工科、自動車整備科、木造建築科 など 生産技術科、電子技術科、情報技術科、住居環境科 など 生産機械システム技術科、建築施工システム技術科 など
受講料 各都道府県にお問い合わせください 390,000 円 (1 年間/雇用・能力開発機構実施分)
※別途入学金169,200 円が必要
390,000 円 (1 年間/雇用・能力開発機構実施分)
※ 別途入学金169,200 円が必要

 保護者の方へ

ニッポンのワザドットコムでは、世界に誇れる「日本の技」の“魅力と現状”を独自の視点でレポートすることで、マスメディアからは伝わりにくい“生き方=職業”を子どもたちに伝えたいと考えています。また、実際に「日本の技」を体験したり、誇りを持って働く「職人」と出会える「体験イベント情報」も掲載しております。職業選択という大事な人生の決断に役立つ情報を、さまざまな角度から提供していきたいと考えていますので、ぜひニッポンのワザドットコムの情報をご活用ください。ニッポンのワザドットコムをよりよい情報サイトへ育てていくために、保護者の皆様からのご意見や情報もお待ちしておりますので、宜しくお願いいたします。

 先生へ

ニッポンのワザドットコムでは、世界に誇れる「日本の技」の“魅力と現状”を独自の視点でレポートすることで、マスメディアからは伝わりにくい“生き方=職業”を子どもたちに伝えたいと考えています。職業教育および、進路・進学相談の場面で、ぜひニッポンのワザドットコムの情報をご活用ください。またニッポンのワザドットコムでは、今後、職業教育支援の一環として、「日本の技」を持つ「職人」と「子どもたち」をつなぐサービスを計画しています。詳細は未定ですが、先生がたのご意見や情報をいただきながら、よりよいサービスを企画していきたいと考えています。ぜひご意見・情報をお寄せください。

※「職業教育に役立つリンク集」のページを設けました。是非、授業にお役立てください。