編集部注目の特集記事_伝統工芸など「ものづくり」の職人になる、学校情報掲載

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【江戸木彫刻】
求道者たちVol033

海外で評価された「能面」。
江戸木彫刻の新たな扉が開く。

2016.09.01

江戸期に花開いた、
木彫刻の工房を訪ねる

 東京でもお祭りの季節になると、普段はビジネススーツを着た人が行き交うような街の辻から、賑やかな祭囃子と威勢の良いかけ声が聞こえてきます。法被姿の男衆が肩を寄せ勇壮に担ぐのは、煌びやかなお御輿。この御輿をよく見ると、龍などの生き物や絵物語など、見事な木彫刻の装飾が施されていることに気づきます。東京都指定の伝統工芸「江戸木彫刻」は、御輿をはじめ、寺建築の柱に施す獅子頭など、建築彫刻にその姿を見ることの出来る伝統の技です。
 木彫刻は、仏教伝来とともに大陸から伝わり、その後の時代を経て江戸時代に一気に花開いたと言われています。江戸の職人たちの知恵と工夫、心意気を引き継ぐ「江戸木彫刻」。その技を親子で守る「北澤木彫刻所」を訪ね、お話をうかがいました。

北澤一京(きたざわ いっきょう)/昭和15年 栃木県生まれ。江戸木彫刻の名工・飯島米山に師事。成田山新勝寺の獅子頭、富岡八幡宮の御輿などが代表作。

 

北澤秀太(きたざわ ひでた)/昭和43年 東京都葛飾区生まれ。大学卒業後、父・一京に師事。面打ち師・伊藤通彦に師事。伝統的な江戸木彫刻の他、能面師としての仕事にも多数携わる。

 

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