編集部注目の特集記事_伝統工芸など「ものづくり」の職人になる、学校情報掲載

編集部注目の特集一覧

1  2  3  4  5  6  次のページ 

【江戸木目込人形】
求道者たちVol32

江戸時代より続く日本独自の人形。
いま“新しい招き猫”となって海を渡る。

2016.03.01

雛人形などの節句人形で
目にしている伝統的人形。

 三月三日、桃の節句と聞いて真っ先に頭に浮かぶのは、雛人形ではないでしょうか。誕生した女の子が、健やかに成長することを願って飾られるお雛様。その華やかな佇まいから、季節感を表すものとして、ショップのディスプレイなどに飾られることもよくあります。家で雛人形を飾らないという人も、街にお雛様があふれだす頃、よくよく人形を観察してみてください。衣裳を着ているボディの部分に、大きく二つの種類があることに気づくはずです。
 衣裳着人形と木目込人形。その違いは追って説明するとして、今回の取材では、国の伝統的工芸品にも指定されている「江戸木目込人形」を三代にわたり作り続ける『柿沼人形』で、“江戸木目込人形の今”をうかがってきました。

柿沼東光作の雛人形。独特の品格が漂う。木目込人形の特長の一つに“表現力の豊かさ”がある。古式に則った雛人形だが笏や扇を持つ手に動きがあり、人形の表情が活き活きとして見える。

 

柿沼人形(かきぬまにんぎょう) /独創的な雛人形・五月人形をつくる人形工房。数多の受賞歴を持つ伝統工芸士・柿沼東光は、螺鈿の象嵌や彩色二衣重(さいしきふたえかさね)などの技法でも知られている。独自技法による表現の追求とともに“時代の今”を見つめた斬新な作品が、今もなお次々と生み出されている。
株式会社柿沼人形/埼玉県越谷市七左町2-174-4 TEL.048-964-7877

 

1  2  3  4  5  6  次のページ 

このページのトップへ