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焼酎_しょうちゅう

主な産地・拠点 長崎県  熊本県  大分県  宮崎県  鹿児島県  沖縄県 
このワザの職業 杜氏 
ここでワザを発揮 焼酎 泡盛
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焼酎の歴史

 

五百年前より飲まれている蒸留酒
製造方法の発展により全国に普及

日本における焼酎の起源は分かっていませんが、シャム(現在のタイ王国)から琉球を経由し、もたらされたとする説が有力と伝えられています。また、1546年に薩摩に上陸したポルトガル商人ジョルジェ・アルバレスは、当時の日本人が米から作る蒸留酒を常飲していたことを記録に残していることから、少なくとも16世紀頃から焼酎が造られていたと考えられています。初期から明治時代中期に至るまでの焼酎は、「らんびき」と呼ばれる釜状の蒸溜器で1回蒸溜するだけの単式蒸溜を用いた製造方法に限られていましたが、明治28年頃にイギリスから連続式蒸留機が輸入されたことで、高純度アルコールが安価に大量生産できるようになり、広く日本全国に普及していきました。


焼酎の魅力

 

原料の個性が生きる味と香り
好きな飲み方が楽しめるのも魅力

アルコール度数が高いにも関わらず、数あるお酒の中でもカロリーが低いため、女性の愛飲者の割合も多い焼酎。いわゆる本格焼酎といわれる単式蒸留機で蒸留した焼酎の原料には、米、麦、さつま芋、黒糖、そば、めずらしいところでは栗などが使用され、それぞれ、仕上がりの味・香りは異なります。たとえば、さつま芋は味が濃厚で際立つ甘い香りが、そばはコクがありながら口当たりがよく、そば特有の香りとほのかな甘みが特徴など、その多くが原料の持ち味を引き出したものであることがいえます。こうした一方で、ストレートでも、割るのでも、さらには冷やしてもあたためても良いなど、誰もが好きなように楽しめるということも焼酎が多くのファンを惹きつける要因となっています。


焼酎ができるまで。

 

慎重な温度管理が不可欠
貯蔵・熟成でまろやかさを出す

焼酎づくりには、単式蒸留式と連続式蒸留式がありますが、前者を紹介します。まずは、焼酎造りに欠かせない麹を造ります。つぎの「一次仕込み」では、麹に水と酵母を加えて混ぜます。これを約一週間熟成させるのですが、常に温度が30度以上にならないよう管理します。一次仕込みで出来た一次もろみに、水洗いして蒸した主原料(さつま芋、麦など)と水を加えて混ぜます。この工程においても温度管理が不可欠。二次仕込みでアルコール発酵が終わったもろみを単式蒸留機に移し替えます。蒸留したての原酒は、蒸留時独特の臭いがあるので、ある一定期間の貯蔵・熟成します。これによって、焼酎特有のまろやな風味が引き出されます。最後に、焼酎の酒質を調整するために原酒をブレンドし、割り水をすることでアルコール度数を調整し、瓶に詰めたら完成です。